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経管栄養法の種類 経管栄養とは、胃に管を常時挿入しておき、流動性の栄養物(流動食)を注入する方法である。消化・吸収能力はあっても口から摂取することが困難な場合、医師の指示により挿入される。口から食事を食べられても、むせたり、気管への誤嚥を繰り返して肺炎などを起こしやすい場合にも行われる。 1)経鼻栄養法(鼻腔から胃までチューブを挿入して、流動食を注入する方法) 2)胃瘻栄養法(腹部から胃に瘻孔をつくり、チューブを留置して流動食を注入する方法) 3)空腸瘻栄養法(腹部から空腸に瘻孔をつくり、チューブを留置して流動食を注入する方法) 経管栄養に使用される流動食の条件としては、 1) 少量で高カロリーが得られる。 2) 栄養のバランスがとれている。 3) 消化吸収がよく副作用が少ない、) 流動物でチューブがつまらない、 5) 調整が簡単にできるなどがある。流動食の種類 には、1)天然栄養(天然濃厚流動食、ミキサー食)、2)混合栄養(半人工濃厚流動食)、3)人工栄養(各種市販の消化栄養剤)がある。 胃瘻栄養の管理 1. 瘻孔の周囲の皮膚は、毎日消毒して滅菌ガーゼを当てる。 2. 流動食を38~40℃に温めて、注入用の容器に入れてゆっくり注入する。 栄養摂取のスピードは消化能力に応じて調節する。1時間に200cc程度を点滴のように滴下する。消化管能力が低下した利用者では、摂取スピードが速いと食道に逆流したり、下痢をすることがある。 3. 注入後は白湯を30~50ml注入して、チューブ内の洗浄する。 4. 瘻孔周囲の皮膚にびらんや出血の有無を観察する。 5. 口から十分に栄養が取れ、胃瘻が不要になったら胃瘻カテーテルを取り除くことができる。瘻孔は3時間ほどでふさがり、食事もその日のうちにできる。 胃瘻(いろう)の造設について 胃瘻とは胃と体表が瘻孔(穴)によってつながっている状態である。開腹して行う外科的胃瘻造設術は1850年頃から行われるようになったが、1970年代後半に経皮内視鏡的胃瘻造設術(PEG)が考案されてから普及するようになった。PEGは手技が簡単で、利用者への肉体的、経済的負担が軽いことから、現在では経管栄養を要する殆どの方にPEGが用いられる。但し、大量の腹水、胃カメラの通過が困難な病変、極度の肥満などがあると技術的に困難である。 胃瘻は、胃カメラと造設キットを用いて15分位で作ることができる。利用者の負担は、胃カメラをのむこと、上腹部の皮膚を0.5~1cm切開されること、そこへ直径1mmほどの太さの針を刺されることなどです。通常は、局所麻酔ですが、抗不安薬を静脈注射することがある。 手術後3日目から経腸栄養剤を開始し、次第にに栄養剤の量を増やし、約1週間後には必要栄養量が全て与えられる。入浴は2週間後から可能となる。 経鼻栄養と胃瘻栄養との比較 経鼻栄養ではチューブが鼻・のど・食道にいつも入っているため、のどの辺りが不潔になりやすく、気管への逆流も起こりやすいので、誤嚥性肺炎がおこりやすく、嚥下訓練などのリハビリも行いにくいという欠点があります。胃瘻栄養の場合にも誤嚥性肺炎は起こりにくく、起こっても軽症ですむという傾向がある。リハビリ訓練も行いやすく、介護者の負担も軽くなる。 胃瘻カテーテルとガストロボタン 胃瘻カテーテルは抜けないように、胃内固定板で止めている。胃内固定板は「バルーン(風船)型」と「バンパー型」の2タイプがある。バンパー型の長所はカテーテルが抜けにくく、交換までの期間が長い。 体外部分は長いチューブ型で、ボタンのように短いボタン型がある。ボタン型の長所は邪魔にならず、自分で引っぱって抜いてしまうことがほとんどない、カテーテルの汚染が少ない、逆流防止弁がついていることなどである。
by yamatokai-ginnka
| 2006-09-01 12:41
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