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労作性狭心症と異型性(冠攣縮性)狭心症 概念 狭心症は、心臓の筋肉(心筋)に栄養や酸素を送る冠状動脈の血流が悪くなり、胸痛が生じるる疾患である。症状は限られた状況で起こり、普段は無症状である。 原因 2つに大別される。1つは労作性狭心症で60%を占める。動脈硬化症のために冠動脈の内腔が狭くなり、血流が悪くなる。もう一つは異型性(冠攣縮性=かんれんしゅくせい)狭心症で、冠動脈が部分的にけいれんして、急に血流が悪化する。 症状 自覚症状の発現は、労作性狭心症では体を動かした時に生じ、同じ運動を同程度行うと再発する。異型性狭心症はの症状は、運動に関係なく、主として明け方3 - 4時頃に生じることが多い。胸部の締め付けられる感じや痛みが生じる。冷や汗を生じることもある。この病気自体は致命的ではないが、進行すると致命的な不整脈や心筋梗塞につながる。 治療 労作性狭心症では、原則として血液を流れやすくしたり、冠動脈を拡張したり、動脈硬化の進展を防ぐ薬を数種類併用する。年齢、合併症の有無、病変の進行度や部位によって異なる。心臓カテーテルを使って冠動脈の狭窄部位を広げる経皮的冠動脈形成術(PCI、ステント挿入を含む)、冠動脈バイパス手術を行うことがある。異型性狭心症では、冠動脈攣縮を予防したり、緩和する薬を内服する。主として、持続性カルシウム拮抗薬が用いられる。発作時には、ニトログリセリン舌下錠を用いる。 予防 動脈硬化の危険因子である高血圧、高脂血症、糖尿病、喫煙に注意をすることが大切である。家族歴も関係する。4, 50代では喫煙や家族歴、高齢者では高脂血症、糖尿病、高血圧が大きく影響する。異型性狭心症では、冠動脈攣縮を予防したり、緩和する薬を内服する。冠動脈攣縮を予防するためには、ストレスを貯めないように、タイプAの仕事優先の性格を見直すことが大切である。仕事に追われる日々から一息つける時間を作り、ゆとりを持つことを心がける。 予後 心筋梗塞を発症すると心臓機能に障害が残るが、狭心症の段階で適切な治療を行えば、後遺症を残すことはない。心臓機能はほぼ正常に温存される。胸部の圧迫や締め付け、痛みといった症状を自覚した場合は、循環器専門医に診てもらう必要がある。異型狭心症(冠攣縮性狭心症)ではしばしば心室細動を伴い、このために急死することがある。除細動器をおいて、発作の防止に備えておいてから、狭心症の薬物治療を充分に行っておくのが安心である。 狭心症と心筋梗塞との相違 狭心症と心筋梗塞は、虚血性心疾患ともいい、いずれも心臓の筋肉への血流が低下して、栄養や酸素の供給が不足する疾患である。心臓には、3本の太い冠動脈が心臓を取り巻くように存在している。 狭心症は一過性のもので、一時的に冠動脈の血流が滞って、胸が締め付けられるような痛みが生じる。冷や汗、吐き気、呼吸困難を伴なうこともある。胸の漠然とした範囲で起こるのが特徴である。血流が回復すると症状は消えて、心電図の検査でも正常になる。その間は数分から10分位である。ニトログリセリンの投与で痛みは治まる。刺すような痛み、ズキズキする痛み、姿勢によって変化する痛みは狭心症や心筋梗塞ではない。 心筋梗塞は、30分以上、冠動脈の血流が滞って心臓の筋肉そのものが壊死を起こした状態である。同じような症状を起こしますが、胸が押しつぶされるような、あるいは引き裂かれるような激しい痛みを生じることが多い。発作は30分以上続く。発作の起こりやすいのは、動き始めたとき、驚いたとき、怒ったとき、寒いときなど、朝活動をはじめて一息ついたとき、夜仕事を終えて一息ついたとき、くつろいだときなどである。 放置すれば死に至ることもあるので、治療は一刻を争う。ニトログリセリンの投与によっても痛みは治まらない。
by yamatokai-ginnka
| 2007-06-14 11:59
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