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肺癌についての話題 TBS系報道番組 筑紫哲也TBS NEWS23のメーンキャスター筑紫哲也氏が肺癌の治療中のために引退し、後任は共同通信前編集局長の後藤謙次氏になることが報じられている。身近にも肺癌の治療中の知人が必ずいるような状況である。肺癌は肺に発生する、上皮細胞由来の悪性腫瘍である。わが国では、2005年の統計で、全がん死の19%を占め、男性では全がん死の中で最も多く、女性では大腸癌、胃癌に次いで3位である。増加傾向にある。肺がんの発生率は喫煙と相関し、タバコに含まれているような発癌性物質、放射線、遺伝的感受性、ウイルスなどが原因と考えられる。 肺癌の症状 一般的な症状は、血痰、慢性的な激しい咳、喘鳴、胸痛、体重減少、食欲不振、息切れなどである。進行するまでは無症状であることが多い。 肺癌の種類 肺癌の細胞病理組織診断において、通常、小細胞癌(肺癌の約20%)か非小細胞癌(肺癌の約80%)2つの型に分類される。この分類は、疾患の治療法や予後に大きく関わってくる。その他、肺の癌には、他の組織からの転移性肺癌がある。 肺癌の検査 肺癌は、検診や他の疾患等で撮影した胸部レントゲン写真・CTで異常が認められる場合が多い。胸部異常影が肺癌であるかどうかの確定診断や、肺癌の広がりを決定し治療方針を決めるために検査が行われる。 血液腫瘍マーカー検査(CEA, SCC, CYFRA, ProGRP, NSEなど)、 喀痰細胞診、胸部CT 、ポジトロン断層法(PET) 、脳MRI、骨シンチグラフィー 気管支鏡検査、経気管支生検、経気管支擦過細胞診、気管支洗浄などで検体採取 経皮肺針生検 肺癌の治療 肺癌の治療は癌の増殖状態と患者状況(年齢など)に依存する。普通実施される治療は、外科手術、化学療法そして放射線療法である。 小細胞癌と非小細胞癌では、治療方針が大きく異なる。小細胞肺癌では、stage I期(リンパ節、周囲臓器への浸潤及び転移が認められない)に限っては手術療法が検討されるが、基本的には化学療法、放射線療法が主体である。非小細胞肺癌では、stageIIIa期までは手術療法が検討される。一方、それ以上の臨床病期では手術の適応となることは乏しく、化学療法、放射線療法が治療の主体となる。高齢、内科的合併症などにより手術不能非小細胞癌に対しては、放射線治療が標準治療として行われてきた。 合併症による手術不能I期非小細胞肺癌に対しては、先端医療技術としてラジオ波焼灼術 (や定位手術的放射線治療、粒子線治療を施行する施設もある。しかし、長期成績や、臨床試験の成績報告は乏しく、今後の手術療法との比較の臨床試験の結果が待たれる。 疫学と予防 肺癌は喫煙歴がある50才代にもっとも多く見られる。西側諸国では、肺癌は癌患者数の第二位に位置し、男性でも女性でもがん死のトップである。2001年にはおおよそ169,500名の新規肺癌患者が発見され、その内訳は男性が 90,700名、女性が 78,000名である。 西側諸国では男性の肺癌死亡率は低下傾向であるが、女性の喫煙者グループの増大とともに肺がん死も増加している。 喫煙が許される場所を制限しているが、それでもなお喫煙が行われているのが現実である。肺癌予防のための第1目標は喫煙の除去であり、受動喫煙防止はこの過程において最も重要な予防策であると考えられている。肺癌予防の第2目標は検診である。種々の試みがなされている。単純胸部X線撮影と喀痰検査は肺癌の早期発見には効果がなく、癌死を減らす結果にもつながらない。スパイラルCTではヘビースモーカーなど高リスク群の早期肺癌発見に効果があるという報告がある。
by yamatokai-ginnka
| 2007-10-24 14:42
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